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デューンの世界観を再現!
みなさんこんにちわ。
今回は、今年パート2が公開される予定の「デューン 砂の惑星」を題材にした、
ボードゲームをやってみましたのでレビューします。
まず、先入観としてこういう原作モノってイマイチなゲーム性のやつが多いんですね(偏見)
というのも、原作の方の内容を崩さないようにすると、どうしてもゲームシステムに影響が出ちゃって、結局中途半端(デジタルゲームにも言えますけど)なんだという印象を持っていました。
ところがどっこい。
このボードゲームは、見事に原作の世界観とゲームシステムをマッチさせておりました。
流石BGGレート10位(2023.5現在)だけあります。以前16位とかだったのに、
発売後しばらくたってから、さらに評価上げてるのはすごいですよね。
そんなわけで、今回もゲームの細かいルールではなく、
システム面や印象を語っていきたいと思います。
資源争奪戦
まず、デューンを語るうえで欠かせないのは、
メランジ(スパイス)
ですよね。
「ですよね」といっても、なんのこっちゃの人もいるのでちょっと解説すると、
まず、デューンの世界には機械(高度なコンピュータ)は存在しません。
厳密には存在はするんですが使用は禁忌(タブー)となっています。
それは過去に、AIによる大規模な人間への反乱戦争があったから。
ゆえに、人間コンピュータ(メンタート)と呼ばれる人たちが、
高度な計算能力を活かして活躍しているわけです。
加えて、舞台は宇宙ですので惑星間航行も行われています。
そのときに活躍するのが先ほどのメンターととメランジなんですね。
このメランジは麻薬のようなシロモノで、人間の能力を開放するパワーがあります。
それが惑星間航行には必須(人間の能力とかを解き放っている)なので、
この時代には必須資源なのです。
いまでいう石油とか電力とかですね。
そしてそのメランジは、惑星アラキスでしか採取できません。
そのため、この砂漠の惑星アラキスが極めて重要な地域になっているのです。
曰く、
スパイスを制する者が、宇宙を制する
そのため、このメランジをいかに確保するかが重要なわけです。
このゲームでももちろんメランジは登場し、ソラリ(通貨)と交換したり、
様々な方法で利用される重要なリソースとなっています。
オレンジの六角形がスパイスの生産地 |
ちなみにスパイスは、巨大な砂虫「サンドワーム」のうんこ(たぶん)なので、
砂漠でしかとれませんぞ。
紛争を制する
原作ではアトレイデス家とハルコンネン家が熾烈な争いを繰り広げますが、
このゲームでももちろん紛争が再現されています。
といっても、どちらかというと「入札」に近いシステムで、
バチバチの戦闘っぽい感じではありません。
そういう意味では非常にマイルドな戦争(戦略単位)になっています。
面白かったのが、「策謀」カード。
紛争を有利に進めるための戦力を強化したりすることができます。
また、ノーリスクで部隊を撤退させ、戦力を温存することも可能。
何枚でも使えるので、枚数持ってるほうが有利。
いかに策謀を張り巡らせるかが紛争を勝利するためのポイントになってきます。
感想
全体的に、メランジ、水、ソラリス(通貨)といったリソースの取得が悩ましく、
またプレイアブルキャラクターも特徴があり、なんどもプレイできるのも特徴です。
原作を見なくても十分プレイを楽しめますが、映画を見てからのほうがより没入感がありますのでおススメです。
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