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公務員を辞めた理由
みなさんボンジョルノ。
サムです。まだ4月の後半ですが、最近暑くないですか?(^^;
今回は、サムが12年で公務員を辞めた理由をご紹介したいと思います。
公務員辞めたい…
って方への参考になればと思います。
結論から言うと、
・ある程度の金融資産を保有していた。
・公務員という職業に成長性を感じなかった。硬直化した組織やシステムに失望した。
・異動してまたゼロからスキルを習得するシステムがクソ。
やめたいひとは、限られた時間の無駄だから
公務員、やめちゃいましょう!
マジで。
資産を貯めたから
サムは公務員になってすぐに株式投資をはじめました。
紆余曲折を経て、公務員を辞める段階で家のローンをあと5年以内に返済可能な
資産が保有できるという計算があったからやめる決断ができたのも事実。
独身の方は数百万円位の資金があれば、OKだと思いますし、
家庭もちの方だと、もう少し必要かもしれません。
それから、配偶者の理解も必要です。
家庭持ちには、「公務員辞める」はちとハードルが高いですよね。
サムもさんざん反対をされましたので。
いずれにせよ、将来の見通しと計画を立てた後で辞めることをおすすめします。
特に公務員は安定して給与が得られる職業ですので、資産運用と相性がいいです。
若いうちから資産運用をして、いつでも辞められる状態を作っておきましょう。
成長性がない
はっきり言って公務員であり続けること、公務員という職業に成長が感じられなくなっていました。確かに、給与は年間数千円ずつ、年収でいうと10万円位は底上げされていました。
けど、それが何なの?
という感覚に最終的に至っていました。
業務が減ることはほとんどないにも関わらず、新しい業務はジャンジャンやってきます。
つぎはぎだらけの行政システムは複雑化し、ミスを誘発しやすいです。
さらにサムが在籍していた終盤に、ミスを自己申告する制度が導入されました。
報告すると全庁に公開され、もちろん上司を交えて一緒に始末書を書かされます。
だれがこんなシステムで自分のミスを報告するでしょうか?
デメリットしかない仕組みだったら、隠蔽するようになるだろw
きっと報告されたミスの十倍は隠蔽されていますね今も。
こんな苦痛を伴うにもかかわらず、給与水準は民間準拠なので民間企業の水準が下がれば給与もボーナスも削減されます。自分の出来には関係がありません。
これからの日本が、順調に経済成長していくとは到底思えません。
よって民間給与は徐々に切り下がり、
自分が頑張ろうがどうしようが、年収は減ります。
どこに喜びがある?(=゚ω゚)
人事評価によっては、号給があがる可能性がありますが、
その基準はあいまいで不明確です。
よって、ほとんどの職員は給料があがることはないでしょう。
増える業務、下り坂の経済
そして、自分のコントロールが効かない給与体系…
これが一番苦痛でしたね。
異動というク〇システム
人事異動は日本企業には避けては通れないと思いますので、
公務員に限った話ではないでしょう。
ですが、上記の成長しないことに「異動」という邪悪なシステムが組み合わさると
クソと言わざるをえません。
数年で新しい業務につけるからいいじゃない?
という意見もありますが、せっかく習得した専門性をまたゼロからやり直すなんて、
何たるエネルギーの浪費か。
待遇はたいして良くならないわ、強制的に異動させられるわではモチベーションを保つのが、難しいでしょう。かつての日本企業では厚待遇の引き換えに異動があったようですが、
すでに厚待遇という前提は崩壊しました。
組織的にも人員の余裕もない中で、特定分野のの専門家ではなくゼネラリストを育てる余裕が果たしてあるのかと思います。
このままだと、組織にいいように使われて、専門性も身につかない。
これも公務員をやめた理由です。
給料は我慢料か?
結局、公務員を辞めたくないと思った理由は「お金」が一番の理由でした。
なざ、公務員を辞めることに躊躇するのか。
「お金」が不安だから。
でも、「お金」と引き換えに興味のない仕事や、クソみたいなシステムを
我慢する必要が本当にあるでしょうか?
人生は長いようでいて極めて短い時間です。
やりたいことをお金のために我慢して後悔を残したくなかった。
それが最後の理由ですね。
もし、公務員を辞めたいと思っている人がこれを読んでいるなら、
あなたの判断は、間違っていないです。
ただ、公務員を辞めてもすぐに生活が成り立たなくなるようなら、
もう少し我慢して、金融資産を築いてください。
そして、いつか必ず辞められるんだという気持ちをもってください。
公務員辞めて、自分の興味のあることをやるのは、
間違いなく楽しいですよ!
コメント
私も地方で公務員をしています。サムさんの言ってるように公務員の給料体系や昇格制度(主に年功序列)、業務の煩雑さや名ばかりのスクラップ&ビルドに辟易としています。
返信削除私も家庭があるので、なんとか割り切って公務員を続けていますが、30過ぎて独身でいたら、自分のしたい事やより年収の高い仕事等を求めて転職をしていたかもしれません。
転職が自分だけの問題ではなくなることがより公務員を辞めることを難しくさせますね~。
サムさんのように金融資産である程度の今後の人生プランを描ける資産を持てる方なら、公務員という補給基地が必要ではなくなるので、転職ができそうですね。参考にします。
コメントありがとうございます。
返信削除実は、職場(公務員時代)で投資の話をしていたら同僚から「金の亡者ですね」と言われたことがあります。で、そのとき「そうか。本当に俺は金の亡者なのだろうか」と考えてみました。
結論としては、「金のためにやりたくもない仕事をしている状態」が金の亡者・奴隷なのであって、資金をためて「金のためにやりたくない仕事をしなくてよくなった」サムは金から自由になった、つまり亡者や奴隷ではないという点に考えが至りました。
もし、neighbor civil servantさんが「やりたくない仕事を金のためにやっている」のなら、早くそこから脱却して「カネ」から自由になることを願っております。