【ボドゲ】ドラスレ ＃2 システムと世界観

ドラスレ　システム概要

ソロでサクッとできるボードゲームないかな～

と探していたらあるじゃないですか。

ドラスレ

存在はAmazonのおススメとかに上がってくるので知っていたんですが、

国産ゲームということで買ってませんでした。

ですが、内容をみたら

あれ？これって食わず嫌いなんじゃね？

ということでプレイしてみることに。

システム面　　　　　　　　

３０分で切り上げるゲームを作るためには、

コアとなる部分を残しつつ、その他のカット可能な部分は大胆に省略していかねばなりません。

ドラスレの場合、

ドラゴン以外の敵はモブ

と呼んで差し支えなく、クエストの文字にかろうじて「キメラ」とか

「ゴーレム」とか出てくるだけです。グラすらない(笑)

また、ダンジョンその他についても、文字だけです。

それらを倒したりクリアできるか決めるのは、すべてダイス。

ダイス（と妄想）こそすべてな世界、それがドラスレなのです。

そのため、アンドールの伝説のような、ゴルとかスクラルとかのモンスターの行動処理はないんですね。

その点が、かえって好き嫌いの分かれるところかもしれません。

サムは全然妄想でおｋなんですけどね。

逆に言うと、それらの妄想ができない場合、

完全にダイスとのシステマティックな確率論の戦いになってしまいます。

ダイスを振る行間に、森やゴブリンや、洞窟やゴーレムを見出せるか？

それがこのゲームを楽しめるか否かの境目になると思います。

移動とドラゴン　　　　　　　　

さて、移動する際にもダイスを振ります。これはキャラの固有値で決まっていて、例えば忍者は４個のダイスを振ります。

すると、６が出たとしましょう。

そうなった場合、ドラゴンに行動を察知されたこととなり、ドラゴンゲージが１つ上昇します。忍者が全然忍んでない件について。

そして、このドラゴンゲージが一定のところまで来ると、ドラゴンランページと呼ばれる、ドラゴンの攻撃が開始されます。

不運に見舞われると２ダメージ負います。

ライフの最大値は4や6ですから、一撃で1/2、1/3持っていかれます。

エグイですよねｗ

まあまあな頻度でランページされるので、ライフ管理は常に怠ってはいけません。

クエスト　　　　　　　　　　　

マップ上には５か所のドラゴンの巣と言われるポイントがあります。

いずれもそこはクエストに挑戦できる場所になっていて、クエストに成功すると経験値+2とドラゴンを倒すためのアイテムが手に入ります。

画像の山みたいな絵が描いてあるタイルがクエスト。

その下に報酬タイルがあります。

このアイテムが、ドラゴンを倒すにはマストなものでして、

クエストをこなすのが当面の目標になってくるわけです。

ですが、これもまたダイス次第ｗ

時には何度やってもクリアになりません。

移動しなくても移動ダイスはターンごとに振らねばなりません。

そうしていくうちに、どんどん上昇するドラゴンゲージ…

焦るほどに悪意を感じる出目の悪さを体験できます。

難易度　　　　　　　　　　　

ルールとしては、決して複雑なものはありませんが、

万全の状態でなおギリギリの勝負を要求され、最後は、

運

といっていいゲームです。

そのあたりの世界観を飲み込める方には非常に面白いゲームだと思います。基本セットはそう高くないのでおススメです。

結構前のゲームなので、在庫あるうちに買っておきましょう。