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【脱公務員】公務員に適性のあるひとの特徴3つ

 公務員に適性のあるひとの特徴

みなさん、ボンジョルノ。

公務員を辞めてFPに転職したサムです。
今回は、サムが辞めてしまった公務員に適性のあるひとの特徴を解説したいと思います。


「公務員」に特性なんかあるの?



大アリです。


多くの公務員は独特の風習のある職場で働いています。
考えてみれば納得で、もともと公務員の多くはサムライ階級が占めていました。
県庁という組織も発足から140年を経ており、その間にいろいろな習慣が積み重なって風習となったのだろうと思います。
融通が利かなく、根回しが大切なんて江戸時代のサムライそのままですよね。
これから公務員を志望している人、公務員になったばかりでこの先不安な人に参考になればいいなと思います。

意外と公務員世界で生き残るのは適性がいるんだな…。くらいの感覚で読んでもらえたら幸いです。

【適正のあるひとの特徴】

1 疑問を持たない(持っても仕事と割り切れる)

2 やりたいことがない

3 標準以上の事務処理能力がある

これですね。
一個ずつ見ていきましょう。


1 疑問を持たない(持っても仕事と割り切れる)

サムが一番きつかったのは、いろいろな風習への適正がなかったことです。
不透明な評価制度、無意味な会議、無駄な残業、懲罰人事、年休をとらないことが美徳みたいな風潮…。


挙げていくと本当にきりがないんですが、公務員の世界はムダと非効率のオンパレードです。一応改善しようという姿勢もありますが、あまりにもスピードが遅い。
意思決定して、行動に移すころには状況が変わっていることもザラです。


公務員の仕事は税金によってなされるため、後から検証できることが大切なのは理解できますし、そのためにスピードが落ちることは仕方ないことと思います。


しかしながら、古くから染みついたリスクを避け、新しいものを拒むスタンスはいかんともしようがありません。またスクラップアンドビルドも体質的に苦手なので、どんどん新しい仕事が増えます。


なのに人員は増えず、給料は据え置きか経済状況によっては微減です。


こういった状況に対して、疑問を持つことがないか疑問を持っても「仕事」と割り切れるひとは公務員としての適性があると思います。
サムは非常にストレスでしたね。


でも、これは公務員に限らずどの企業でも一緒かもしれません。
サラリーマンの辛いところですね。

2 やりたいことがない

これといってやりたいことがないのも適性です。
非常にネガティブなことをいっているように聞こえるかもしれませんが、サムは思いついたことをビジネスにしたかったんです。
ご承知のとおり公務員は副業が禁止されています。(自分で会社を興すのも禁止)
公務員の副業もだんだんと見直されてきていますが、その波が地方公務員に波及するのはいつのことやら。

これではサムにとってやりたいことができません。

公務員の安定をとるか、本当にやりたいことをとるか…。


非常に悩みましたが、サムはやりたいことをとりました。後悔は全然ありません。
むしろ自由にできる環境に入れ、起業も出来て満足です。

特にほかにやりたいことがない。
これは立派に適性といえるでしょう。


3 標準以上の事務処理能力がある

公務員の仕事は、巷で言われているほどぬるくはなかったです。

ある程度の時間内で終わるように事務処理速度も求められますし、文章を作成したり理解する能力も求められます。
そもそも、それなりの倍率の採用試験をパスしないといけないので、合格した時点で標準以上の処理能力はあると思いますけど。

加えて、コミュニケーション能力もあれば、公務員として出世することも可能です。
私が勤めていた組織には、上位職に就くのに試験はなかったのですが、ほかの類似団体では試験があります。

こういう試験はやったほうが長期的にはいいと思うのですが、わたしの所属していた組織にはそういう考えは残念ながらなかったようですね。

部長や本庁の課長級など出世する人は、事務処理能力+コミュニケーション能力+円満な人格が求められます。



【まとめ】

だいぶディスりが入りましたが(笑)、公務員を辞めたクチなので大目に見てもらいたいと思います。もし、公務員への適性がサムにもあれば辞めずに続けていたでしょう(だって公務員試験大変だったんですから!)。

公務員になじめなくて落ち込んでいる人も、

ああ、俺には公務員の適性がないだけなんだ


と思ってもらいたいです。
あなたに向いている仕事や起業は必ずあります。

サムがそうだったように。


ではまた!



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