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【映画】ヒトラーの忘れもの

【ネタバレあり】



ナチス・ドイツが白い浜辺に残したのは地雷だけだったのか―?
砂の下に封印されていた 真実の物語

第二次大戦後のデンマークで、ナチが埋めた200万個以上の地雷を撤去したのは、大半が15歳から18歳のドイツ人少年兵だった。異国に置き去られた彼らは、母国の罪の償いを強いられるように危険な作業を命じられ、半数近くが死亡、もしくは重傷を負ったという。
デンマーク国内でも知られることのなかった残酷な史実を題材にした本作は、戦争の矛盾に満ちた現実を浮き彫りにし、観る者に問いかけてくる。




いやー。
いい映画でした。

大人たちの始めた戦争で、なんら責任のない少年兵がそのツケを払わされるという、理不尽極まりない内容でした。

でも、これは現実なんですよね。
理不尽で、残酷で、そういう世界に生きているんだなと思いました。




爆死シーンとか普通に出てきますので、グロいのがダメな人は地雷除去シーンは飛ばした方がいいかもしれません。
戦争捕虜の少年兵たちが、地雷処理でどんどん死んでいきます。

あまりの悲惨さに、当初は陰険だった鬼軍曹も態度を軟化させていきます。
(途中、自分のミスで愛犬を爆死させてしまい、少年たちに八つ当たりするところはおかしいだろ!と思いましたケド。)


でもこれも現実です。
そして恐ろしいことに、実際にまだ世界中に地雷が残っているってことなんですよね。
人間のエゴがいちばん怖いです。













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