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●そこだっ!いけっ!!突っ走れぇええええ!!!
・・・競馬ですか?🏇🏇🏇いいえ、競ラクダです🐪🐪🐪
さて、前回紹介した「キャメルアップ カードゲーム」だが、Amazonのサイトで購入しても、店頭で購入しても日本語版なのになぜか取説が外国語という現象が起きているらしい。
販売元に問い合わせると、日本語版を送ってくれるらしいのだが、
「そんな手間かけるのもなー」とか
「すぐに遊びたいんだけど・・・ふぅ」
という迷える子羊のために微力ながらルールをかいてみたいと思うんだ。
そうしよう。
1 ゲームの目的
このゲームの目的は何かって?
もちろんラクダの順位を当てて金持ちになることだ!
そう、このゲームでは結果がすべて!
結果=マネー💰(エジプト・ポンド)なのだ!
2 トラックカードを並べる
当たり前だが、ラクダたちが走るレース会場をこしらえねばならない。
といっても、トラック番号が書いてあるカードを並べるだけだ。
箱を開けてカードを並べる。そこに邪念は無用だ。
無心で並べていこう。
ただし注意しなくてはならないのは、人数によってゴールトラックまでの数が違うということだ。このトラックの上をラクダさんが1歩(または2歩)ずつ進んでいくってわけだ。
カードを並べ終えたらスタート地点に、軽快にラクダさんを並べよう。
これだけでわくわくするのは私だけではあるまい。
おっと、忘れるところだった!
フェネックとヤシの木の絵がかいてあるカードと駒をトラックに傍らにおいてほしい。
彼らには重要な役割があるのだ。
それは後に述べることにしよう。
2 ラクダ予想券を並べる
続いて、どのラクダが1位になるか(あるいは最下位になるか)を予想するカードを並べよう。
このゲームには2種類のラクダ券が存在する。
1 レグ順位ラクダ券
2 最終順位ラクダ券
レグ(後述する山札がなくなるまでのラウンドをレグと呼ぶ)順位ラクダ券は5→3→2→2 となるように置いたほうがプレイしやすくなる。
続いて最終順位ラクダ券。
これはゲーム終了時のラクダの順位(1位または最下位)を予想する券で、各色のラクダにつき1枚ずつしかない。
3 ゲームの進行
このゲームは「レグ」と呼ばれるラウンドを繰り返していき、最後のゴールテープを最初のラクダが切った瞬間にゲームは終了する。
このときのラクダの順位で、先ほどのラクダ券に書かれたマネー(エジプトポンド)を受け取るってわけだ。
そのエジプトポンドの量でプレイヤー間での勝敗を決する。
レグ とはなんやねん?なのだ。
レグとは「山札がなくなるまでの間」のことである。
さて、プレイヤーがゲーム中の手番にできることは2つある。
1 ラクダ進行カードを使う or 山札からラクダ進行カードを引く
2 ラクダ券を手に入れる
そんだけ。
この1と2はどちらを先に実行してもいい。
ただし、最終局面では注意が必要だ。
ゴールテープを最初のラクダが切った瞬間にゲームは終了するので、2を実行できなくなるのだ。
最終局面でラクダ券を購入するときは、必ず先に購入しよう!
4 ラクダ進行カードの配り方
ラクダとトラック上で移動させるためには、ラクダ進行カードを使用する。
このラクダ進行カードには+1または+2の数字が書かれており、その分だけトラック上のラクダが進んでいくのだ。
このラクダ進行カードをプレイヤーに配るのだが、その配り方はルールカードに書かれているので、それに従ってほしい。
なお、レグ中1枚は手札として残るのだが、手札から使用する場合は+2のカードであっても+1として使用するので注意だ。
5 ラクダの順位とゲームのキモ
さて、気になるラクダの順位だが、当然先を行くラクダのほうが順位が上だ。
当たり前である。
しかし、後を追うラクダが前のラクダに追いついた場合、そのラクダの上に乗っかり、かつ順位も上になる!
この場合
オレンジ → 白 → 緑 → 黄 → 青
の順番だ。オレンジ1位である。
このルールのため、追い越すことが頻繁に起きる。
このゲームがボードゲーム版のキャメルアップと違うところは、ラクダの進行に各プレイヤーの意思が密接にかかわっている点だ。
※ボードゲームバージョンはダイスによってラクダの進行を決める。
どの色のラクダを進めるかというプレイヤーの思惑によってラクダは進んでいくわけだ。上の画像だと、もはや誰も青を応援していないことが分かるw
さらにこのゲームが複雑になるのは、先述のとおり後から来たラクダが先のラクダの上に乗った場合、後から来たラクダの順位が上になるのだ。
このルールによって、山札から引かれるラクダ進行カードの順番が極めて重要になる。
そしてさらに事態を複雑にさせるのが
フェネックとヤシの木である。
なぜフェネックとヤシの木🌴なのかは全くの謎である。
このカードはラクダ券と同じ扱いなので、彼らを取るとその番はラクダ券を取ることができない。
これらのカードはトラック上に配置し、その上を通過した最初のラクダに対して
フェネック:-1歩
ヤシの木 :+1歩
進ませることができる。
ちなみにフェネックを踏んでラクダが戻る場合、うしろにほかのラクダがいる場合はその下に潜り込む(順位が下がる)ので注意が必要だ。ヤシの木の場合は、逆に前を行くラクダの上に乗っかるぞ。
5 レグの終了
山札がなくなると1レグ終了となり、得点計算を行うわけだが、
超重要なルールがある。それは、トラックカード1枚以上前のラクダと離れている場合、そのトラックカードを取り除くのだ。
これにより、後続ラクダの猛追となり先頭集団との距離が一気に縮まる。
結果、再開ラクダにも逆転の光明が見えてくるのだ。
このルール無くして最下位ラクダは報われないだろうw
だれも進行カードを切らなくなるから。
ここに書いてある以上にやってみると簡単だ。こんな質のいいゲームが2,000円前後で手に入るのだから、ぜひやってみてほしい。
欠点としては、得点トークンがカードだということ。
本体をコンパクトにするためにやむを得ないのは理解できる。
しかし、あまり雰囲気のでるものではないので、ぜひ別売のチップを使ってやってみていただきたい。カジノ感激増である。
このセットほかのゲーム(モダンアートとか)にも使えるのでゲーマー必携である。マジで。
※チップは重ためなやつがオススメ。探してみてください💡
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