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行った気になる小旅行 マカオ編 2 カジノ必勝法

◆マカオでカジノ必勝法を試す

前回の記事はコチラから


娯楽都市、マカオ。

さてさて、マカオと言えばカジノですから、もれなく私もカジノにいってまいりました。

カジノは、各ホテルの中にあるのですぐアクセスできます。
しかも24時間営業なので、いつでも行くことができます。
ATM完備、クレジットカードでのキャッシングOK!!

水も無料でもらえます。

お金を吸い上げる仕組みが完璧にそろってますわ(''ω'')








 カジノの中を撮影することはできません。
カジノの入り口にはガードが立っていて、入場者の年齢をチェックされます。21歳未満は入場禁止です。


アジア人は若く見えるからでしょうか、わたしも止められたり、止められなかったり。


「若さ」の度合いは守衛の主観によって決めているみたいですね。



 ●大小



 今回、主にプレーしたゲームは「大小」と呼ばれるもので、三つのサイコロを振り、出た目の数が、


 3~10 なら 「小」

11~18なら  「大」

の勝ちという、シンプルなゲームです。
当たると掛け金が二倍になり、外れると掛け金はすべて没収となります。

これ以外の掛け方も存在していて、ゾロ目や合計値に掛けることもできますが、もっとも一般的なのは「大か小か」に掛けることです。




さて、わたしがこのゲームに挑戦する前に考えていたのは、いわゆるマーチンゲール法と呼ばれるもので、


外した金額の倍をかけて行けば必ず勝てる



というものでした。



たとえば、最初に「大」に100HKD(香港ドル)掛けたとします。

外します。

次にまた「大」に200HKD賭けます。

外します。

次も「大」に400HKD賭けます・・・



これを繰り返していくと、例えば、小が七回連続する確率、つまり7回振って1度も大が出ない確率は、サイコロを振ることを7回試行するので、2の7乗。

その確率は1/128となります。

つまり、7回サイコロを振るうち、一回でも大が出る確率は127/128になる・・・はず!



なので、倍をかけていく以上、ほぼ確実に勝てる・・・。



 (;゚д゚)ゴクリ…






しかし、実際にやってみてわかったこの賭け方の欠陥は、



1:場合によっては無限に資金が必要となる
2:設定上、最大掛け金が設定されていると効果が発揮できない


というものです。



1はどういうことかというと、「1/128は起こりうる」ということです、実際にプレーしていて、7連続「小」が起きたので非常に低確率とは言え、その時がいつか訪れるということです。




その時、どうなるか。




例えば、初手で100HKDをかけていた場合、もし、7回目が外れてしまったら次の掛け金は12,800HKDになります。


これは、おおよそ192,000円になります。


ここまでで、賭けた金額の総額は25,500HKD(約382,500円)となり、仮に8回目を外してしまった場合、もはや一般人には取り返しのつかないダメージを負うことになります。


しかも、勝つためにはまだ賭け続けないといけません。



そう、この賭け方には終わりがないのです。
そして、外せば外すほどダメージが膨大になっていきます。


非常に低確率とはいえ・・・


逆に、莫大なお金を持っていれば、この賭け方でほぼ100%勝てます。



 ・・・しかし、それを阻む第二の条件がマカオのカジノには存在します。

マカオのカジノでは、ディーラーがいるところと、機械でプレーするところと二種類あるのですが、わたしはディーラー席では上手く意思疎通ができないだろう(中国語と英語がそのレベルにない)と考えたため、機械相手に「大小」を行うことにしました。




そして、この機会にはMAX BET(最大掛け金)が設定されていました。





その金額は3,000HKD



これは最初に100HKDを賭けていた場合、


100HKD
200
400
800
1600
3000 MAX(本来は3200HKD賭ける必要がある)



つまり6回目以降、マーチンゲール法により賭けることができないことを意味しています。




すなわち、安定して勝つことは不可能であるということ。




 ただし5回目でも31/32の確率でぎりぎり勝てます。
・・・が、先ほども述べたように悲劇は起きえます。




そうなった場合、もはや「次の掛け方」は存在しません。

6100を賭けて外しているので、次に3000賭けて当てない限り、負け確定です。

そして3000HKDとは、およそ45000円に当たります。

45000円を1/2の確率に、ポンと賭けることができるでしょうか? そして、それを外したら?


もはや取り返す方法はありません。


 

●結論

結局私は、2日間で最初は日本円にして6万ほど勝っていたものの、最後の30分間で、給料の1か月分ほどを負けこんでしまいました。



おなじ方法を試した2人の友人たちも軒並み、負けてしまいました。



手痛いダメージを受けて


ひとつ、言えることは




必勝法など存在しない

( ー`дー´)キリッ





ということでしょう(あたりまえか)

そんなわけで、マカオのカジノにおいては、自己責任で楽しんでください!


次は、世界遺産「セナド広場」について書きたいと思います。







おうちでカジノの気分に存分に浸れます!金髪ボンドの中で最高に面白い作品だと思います!




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